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グロース市場の会社はどのビルにいる? 入居が確認できた160社を東京のビルで数えました

2026-10-21 RIACHU編集部

東京証券取引所には、プライム・スタンダード・グロースの3つの市場があります。このうち グロース市場 は、東証の説明では「高い成長可能性」をもつ会社が集まる市場です。上場してまだ日の浅い、これから大きくなろうとしている会社が多い市場だと考えるとわかりやすいと思います。

学校にたとえると、プライムが「歴史のある強豪の部活」なら、グロースは「できたばかりで、これから伸びていく新しい部」のようなものです。どちらが上というわけではなく、性格がちがいます。

では、そのグロース市場の会社は、東京のどのビルに入っているのでしょうか。RIACHU が集めている「入居が確認できた会社」のデータで数えました(2026年10月21日時点)。

まず、全体の数

RIACHU が入居を確認できている東京のビル244棟・1,013社のうち、東証に上場している会社は636社でした(同じ会社が別の名前で載っている分は、証券コードで1社にまとめています)。市場ごとの内訳は次のとおりです(東証上場銘柄一覧、2026年9月末)。

市場入居が確認できた会社
プライム331社
グロース160社
スタンダード145社

グロースの160社は、あわせて97棟のビルに入っていました(2つ以上のビルに拠点がある会社もあるため、拠点の数では167か所です)。

グロースの会社が多いビル

ビルグロースの会社会社
恵比寿ガーデンプレイスタワー8社ドリーム・アーツ、アルファポリス、ウォンテッドリー、情報戦略テクノロジー、アドベンチャー、NexTone、アンビションDXホールディングス、Sharing Innovations
麻布台ヒルズ森JPタワー7社AI inside、GO、ZUU、フォースタートアップス、プロジェクトホールディングス、クラウドワークス、Zenken
住友不動産六本木グランドタワー7社BASE、GA technologies、ヤプリ、東京通信グループ、エブリー、マーキュリー、SM ENTERTAINMENT JAPAN
アーク森ビル6社LiNKX、サイバートラスト、AViC、マテリアルグループ、ウェルネス・コミュニケーションズ、グローム・ホールディングス
目黒セントラルスクエア3社トヨクモ、サイバーセキュリティクラウド、イトクロ
東京汐留ビルディング3社GENDA、フレクト、ミンカブ・ジ・インフォノイド
東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー3社ヘリオス、ニューラルグループ、スマートドライブ
東京オペラシティビル3社TDSE、テックファームホールディングス、ユーソナー
大手町ビル3社Ridge-i、MFS、カウリス

上の4棟が、ほかのビルより頭ひとつ抜けています。グロースの会社がいる97棟のうち、60棟は1社だけでした。

いちばん多い恵比寿ガーデンプレイスタワーは、入居が確認できた19社が すべて上場企業 で、そのうち8社がグロース市場でした。麻布台ヒルズ森JPタワーは、上場企業11社のうち7社がグロースです。

どんな業種が多い?

167の拠点を業種で分けると、情報・通信が89 と半分以上をしめました。次が人材・教育の12、マスコミ・広告の10、コンサルの8、医薬品の6です(業種がわからない会社もあります)。

区で分けると、港区が59でいちばん多く、千代田区30、渋谷区26、新宿区19と続きます。

平均年間給与と社員の年齢

有価証券報告書に書かれた平均年間給与(提出会社単体)を、市場ごとに比べました。

市場平均年間給与の中央値数えた会社
プライム829万円321社
グロース660万円149社
スタンダード654万円132社

社員の平均年齢と平均勤続年数は、RIACHU で数字を持っている会社がまだ少ないので参考値ですが、グロースの31社では平均年齢の中央値が35.6歳、平均勤続年数の中央値が3.2年でした。プライムの106社(41.0歳・13.5年)と比べると、とくに 勤続年数 の差が大きく出ています。会社そのものが新しく、社員がここ数年で一気にふえた会社が多いためだと考えられます。

グロースの会社で社員の平均年齢がいちばん若かったのは、中目黒GTタワーに入るブリーチの27.3歳でした。

ビルごとの年齢の比べ方は「社員が若い会社が集まるビルはどこ?」で紹介しています。

まとめ

  • 入居が確認できた上場企業636社のうち、グロース市場は160社でした。
  • グロースの会社が多いのは、恵比寿ガーデンプレイスタワー(8社)、麻布台ヒルズ森JPタワーと住友不動産六本木グランドタワー(7社ずつ)、アーク森ビル(6社)。
  • 業種は情報・通信が半分以上。区では港区がいちばん多くなりました。

ビルごとの入居企業は、ビルのページで1社ずつ出典つきで見られます。

データについて

  • 入居企業:各社の有価証券報告書(EDINET)の本店所在地、各社の公式サイトの会社概要・拠点ページ。RIACHU で確認できた会社だけで、そのビルのすべての入居企業ではありません。
  • 市場区分:日本取引所グループ「東証上場銘柄一覧」(2026年9月末)。社名で照らし合わせ、社名が変わった会社は証券コードで照らし合わせました。
  • 市場のコンセプト:東京証券取引所「東証マネ部!」。
  • 平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数:各社の有価証券報告書「従業員の状況」(提出会社単体)。年収JP(nensyu-jp.com)の収録データを使っています。数字がない会社は計算に入れていません。
  • 業種:RIACHU の分類です。