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No.002・サイバーエージェント

22坪・3人から、21階建てのタワーへ。サイバーエージェントのオフィス28年

創業の地は原宿の22坪。1年で青山の68坪へ、さらに1年で渋谷マークシティの1フロア約712坪へ。2年で面積は30倍を超えました。その後は渋谷の10か所に散らばり、2019年に自社の名前をつけたタワーへ集まります。28年間、本社は一度も渋谷の周りを離れていません。

最初のオフィス22坪・3人
2年後約712坪・約100人
分散のピーク渋谷に10か所
いまの本社13フロア・約3,000人

1本社はこう動いた

1原宿・落合原宿ビル1998|22坪・3人2北青山・入来ビル1999|68坪3渋谷マークシティ2000–2019|712坪4Abema Towers2019–|13フロア地図:© OpenStreetMap contributors
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    1998 原宿・落合原宿ビル22坪・3人・家賃 月約40万円

    若い人を採るため、渋谷の周りだけで探す

  2. 2
    1999 北青山・入来ビル68坪・家賃 月約200万円

    人が急に増え、1年で3倍の広さへ

  3. 3
    2000 渋谷マークシティ1フロア約712坪・約100人・家賃 月約1,500万円

    上場と同じ月。増える人数を先に見込んで広く借りる

    渋谷マークシティのビルページ →
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    2019 Abema Towers21階建てのうち13フロア・約3,000人

    渋谷の10か所に散らばった拠点をまとめる

地図はOpenStreetMapの上に、本社の場所だけを、北を上にして描いています。番号は移った順です。分散期に借り足したビル(住友不動産渋谷ガーデンタワー、渋谷スクランブルスクエアほか)は地図から外しました。4か所とも、渋谷駅からおおむね1.5km以内です。

26つの場面

1998.03設立

原宿・落合原宿ビル、22坪に3人

藤田晋が24歳で設立した最初のオフィスは、明治神宮前駅から歩いて5分のビルでした。広さは22坪、アルバイトを含めて3人、家賃は月約40万円。若くて優秀な人を採るために、物件は最初から渋谷の周りだけで探したと藤田は振り返っています。

有価証券報告書の沿革では「港区に設立」とあり、登記上の所在地と実際の仕事場が違っていた可能性があります(広報に確認予定)。

所在地
東京都渋谷区神宮前6-17-15
広さ
22坪(約73㎡)
人数
3人
家賃
月 約40万円(坪 約1.8万円・推定)

創業時のオフィス内の写真は公開資料で見つからず、広報に確認予定です。

1999.04本店移転

北青山・入来ビル、1年で3倍の68坪

人が急に増え、1年で移転します。条件は駅に近いこと、1フロアが広いこと、原宿・渋谷・表参道の周りであること。表参道駅から歩いて2分のビルに、前の3倍の広さを借りました。家賃は月約200万円と5倍になっています。

所在地
東京都港区北青山3-5-30
広さ
68.49坪(約226㎡)
家賃
月 約200万円(坪 約2.9万円・推定)

2000.03上場と同じ月

渋谷マークシティ、1フロア約712坪

東証マザーズに上場した2000年3月、完成したばかりの渋谷マークシティへ移りました。広さは1フロア約712坪で、青山の10倍。社員約100人に対して大きく借り、増える人数を先に見込んだ選び方です。藤田は大学時代、建設中のマークシティを見ても、そこに会社を構えるとは思っていなかったと語っています。以後19年、ここが本社でした。

所在地
東京都渋谷区道玄坂1-12-1
広さ
約712坪(約2,350㎡)
人数
約100人(移転時)
家賃
月 約1,500万円(坪 約2.1万円・推定)
渋谷マークシティ・イースト(2006年)
渋谷マークシティ・イースト(2006年)写真:Ons/CC BY-SA 3.0出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shibuya_Mark_City_East.jpg
渋谷マークシティ・ウエスト(2025年)
渋谷マークシティ・ウエスト(2025年)写真:Asanagi/CC0出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shibuya_Mark_City_West_2025-06-12.jpg
  • 写真「渋谷マークシティのオフィス」(写真:officee 掲載写真)は掲載の許可を確認中です。officee magazineで見る ↗
RIACHUのビルページ:渋谷マークシティ →

2000s–2018分散の時代

渋谷の10か所に散らばる

本社はマークシティのまま、事業と子会社が増えるたびに周辺のビルを借り足していきました。2012年には南平台の住友不動産渋谷ガーデンタワーに拠点を加え、2016年には神宮前のビル1棟をクリエイティブ拠点「Chateau Ameba」にしています。2017年には関連会社を含めて10か所以上、3,000人以上が渋谷に通う状態になっていました。

住友不動産渋谷ガーデンタワー(2022年)
住友不動産渋谷ガーデンタワー(2022年)写真:毒島みるく/CC0出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sumitomo_Fudosan_Shibuya_Garden_Tower.jpg

Chateau Ameba は場所・写真とも特定できず、広報に確認予定です。

RIACHUのビルページ:住友不動産渋谷ガーデンタワー →

2019.03本店移転

Abema Towers、自社の名前をつけた「借りた」タワー

住友不動産が宇田川町に建てた21階建てビルのオフィス13フロアを借り、メディア・ゲーム・本社機能をまとめました。自社ビルではなく賃貸で、ビルの名前だけをサイバーエージェントがつけています。上の18〜21階は賃貸マンションという、珍しい複合ビルです。

1階はガラス張りのAbemaTV公開スタジオ。11階は1フロアすべてが社員食堂で、日替わりの定食が400〜500円。社長の会議室の待合はNIGO®がデザインに関わり、自社開発のアーケードゲームが置かれています。会議室やトイレの混み具合をアプリで見られる仕組みも入れました。

所在地
東京都渋谷区宇田川町40-1
建物
住友不動産渋谷タワー。地上21階・地下2階、高さ111m、延床 約3.8万㎡
竣工
2019年2月(設計:久米設計、施工:西松建設)
入居
オフィス4〜16階(13フロア)、約3,000人
家賃
非公開
Abema Towers(2023年)
Abema Towers(2023年)写真:Syced/CC0出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Abema_Towers_5.jpg
  • 写真「完成直後のAbema Towers(2019年3月)」(撮影:Impress Watch)は掲載の許可を確認中です。Impress Watchで見る ↗
  • 写真「オフィスフロアの入口・会議室が並ぶ廊下・社長会議室の待合・11階の社員食堂・フロア内のカフェ(2019年)」(撮影:ファミ通App)は掲載の許可を確認中です。ファミ通Appで見る ↗

2019.092拠点へ

広告事業は渋谷スクランブルスクエアへ

同じ年の9月、広告事業とグループ会社が渋谷駅直結の渋谷スクランブルスクエアの5フロアへ移りました。10か所に散らばっていたオフィスは、Abema Towersとあわせて2か所になります。

渋谷スクランブルスクエア(2022年)
渋谷スクランブルスクエア(2022年)写真:Syced/CC0出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shibuya_Scramble_Square_2.jpg
RIACHUのビルページ:渋谷スクランブルスクエア →

3写真台帳

場面写っているもの持ち主・撮影者扱い
1998.03落合原宿ビル写真:officee 掲載写真許諾確認中
1999.04入来ビル写真:officee 掲載写真許諾確認中
2000.03渋谷マークシティ・イースト(2006年)Ons/CC BY-SA 3.0自由に使える
2000.03渋谷マークシティ・ウエスト(2025年)Asanagi/CC0自由に使える
2000.03渋谷マークシティのオフィス写真:officee 掲載写真許諾確認中
2000s–2018住友不動産渋谷ガーデンタワー(2022年)毒島みるく/CC0自由に使える
2019.03Abema Towers(2023年)Syced/CC0自由に使える
2019.03完成直後のAbema Towers(2019年3月)撮影:Impress Watch許諾確認中
2019.03オフィスフロアの入口・会議室が並ぶ廊下・社長会議室の待合・11階の社員食堂・フロア内のカフェ(2019年)撮影:ファミ通App許諾確認中
2019.09渋谷スクランブルスクエア(2022年)Syced/CC0自由に使える

4出典

写真・数字に誤りがあれば、お問い合わせからRIACHU編集部までお知らせください。